「私が、初めてトライデント河から突き出しているリヴァーラン城の石壁がそびえ立っているのを見たとき、あまりにも簡単に感動してしまったのを思い出すよ。少年だった私は、神はこんなところに住んでいるに違いないと思ったよ。すぐにそうではないと知ったけどね。」
-ピーター・ベイリッシュ
リヴァーラン城は、鉄の玉座に逆らってこの城に固執し続けたタリー家の前の居城であり、新しい正当な統治者であるフレイ家の居城。リヴァーランドの中央西部に位置する巨大な城である。この城は、三又鉾川<トライデント河>の赤の支流が、主な支流で西へ流れているタンブルストーン川と合流する地点に建っている。火急の時には、水門を開け、城の西にある水路に水を溢れさせ、リヴァーラン城を島に変えることができる。城壁は水面から垂直に突き出していて、城の塔が反対側の岸を指揮するので、甚大な被害なしにこの城を襲撃するのはほとんど不可能である。
歴史[]
城の重要な住人[]
- ホスター・タリー、 リヴァーランの城主でトライデントの最高領主
- ミニサ・ウェント、 ホスター公の妻で、何年も前に出産時に亡くなった
- キャトリン・タリー、 ホスター公の長女で、エダード・スタークに先立たれた妻。キャトリンは、弟のエドミュアとロズリン•フレイの結婚式の際に、息子のロブ・スタークや多くの北部人とともに双子城<ツインズ城>で虐殺された。
- ライサ・タリー、 ホスター公の次女で、夫のジョン・アリンに先立たれ、アリンの谷間の摂政となった。ピーター・ベイリッシュに殺された。
- エドミュア・タリー、 リヴァーラン最後のタリー家の領主でトライデントの最高領主。現在はフレイ家の人質。
- サー・ブリンデン・タリー、 「ブラックフィッシュ」のあだ名で知られる、ホスター公の弟。リヴァーラン城が鉄の玉座によって取り返された後、ラニスター家とフレイ家によって殺された。
シーンの裏側[]
北アイルランド アーマー州のゴスフォード城の敷地がシーズン3でリヴァーラン城の外観に使われた。 デザインの概観はシュノンソー城に基づいている。
原作では… 小説『氷と炎の歌』では、リヴァーラン城は砂岩でできた三角形の城である。トライデント河の赤の支流とタンブルストーン川との合流点に位置している。 リヴァーラン城は1000年の間タリー家の物だった。タリー家が3世紀前に鉄(くろがね)諸島人に対して謀反を起こした際にこの土地の統治者となり、エイゴン征服王と同盟を組んだ。 血染めの婚儀〈レッド・ウエディング〉の前、ロブはブラックフィッシュをリヴァーランに残し、スターク家に忠誠を誓ったリヴァーランド内の領土の防御を監視させ、また同じくリヴァーラン城に残った彼の王妃ジェイン•ウェスタリング(ドラマではタリサ•マイギアにあたる)を守るため、「南の進軍の監視役」とした。 血染めの婚儀〈レッド・ウエディング〉の後に、タイウィン•ラニスターとフレイ家の取り決めによりリヴァーラン城は、フレイ公の次男でタイウィンの妹ジェナの夫であるエモン•フレイに譲渡された。ライマン•フレイは、デイヴン•ラニスターに率いられたラニスター家の軍隊とともに、2000の兵を連れてリヴァーラン城を奪いに行った。しかし、ブリンデン•タリーは籠城を見越していた。ブリンデンはできる限りの食料と物資を城内に集め、不要な食い扶持は追い出し、長い籠城の準備をしていた。