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- "死ぬ覚悟ができてから、何年も経つわ。光の王と道を供にできればよかったけど、そうはならなかった。あなたはナイト・キングに出会っているわね、ジョン・スノウ。大きな戦争がおこり、多くの死が近づいていることも知っている。そして同時に、私があなたの助けとなることも"
- ―メリサンドルがジョン・スノウに送った言葉
人物[]
「紅の女」とも呼ばれるメリサンドルは、強い魔力、特に予言の力を持つと自称する。首元にいつも、魔法を使う度に光を放つ大きなルビーのネックレスをあしらっている。演じるのはカリス・ファン・ハウテン、初登場回はシーズン2 第1話「王の乱立」。鉄の玉座 奪取を企てるスタニス・バラシオンの助言者であったが、軽率な行いから彼の一族と軍勢を破滅に導く。最終的にはバラシオンを捨て、黒の城へと亡命した。
シーズン2からシーズン8にかけての主要人物である。
経歴[]
メリサンドルは、ウェスタロスでは少数派とされる神「光の王」に仕える「紅の女祭司」である。エッソスの極東部の国アッシャイで奴隷として生まれた。数年前に狭い海(ナロー・シー)を渡り、ドラゴンストーンの島の要塞の、スタニス・バラシオン公の宮廷に布教に来た。スタニスとその臣下の多くは「光の王」に改宗し、メリサンドルはスタニス自身の近しい助言者となった。
シーズン2[]
七神正教の像を燃やすメリサンドル[]
ドラゴンストーン島の浜辺で、メリサンドルは「光の王」への儀式を行う。彼女の後ろではウェスタロスで広く信仰されている七神正教の像が神への奉納物として燃やされている。メリサンドルは「夜は暗く、脅威に満ちている」と詠唱し、周りの見物人の群衆もその言葉を復唱すると、「長い夏に引き続いてとてつもない闇が世界に襲い掛かり、冷たい冬の風が海を凍せるにつれ星は輝きを失くし、北では死人が蘇るだろう」と予言する。メイスターのクレッセンはメリサンドルの前に入り、群衆に向かって「お前たちは七神の光によって名付けられた」のだと言い聞かせ儀式を邪魔するが、メリサンドルはクレッセンをおびえた老人だと退けながら儀式を止めることができるかと挑発する。クレッセンは恥らった様子でその場を去って行った。メリサンドルは火の剣「ライトブリンガー」の物語と共に説教を続け、スタニスを前へ呼び寄せると彼はグローブをはめた手で母の像から燃え立つ剣を引き抜く。スタニスが剣を手にするや否や人々は歓声を上げ、彼が力強く砂に剣を突き刺すと皆が跪いた。人々が「Lord cast your light upon us.」と賛美し始めるとメリサンドルは「夜は暗く、脅威に満ちている」と返答し、ダヴォスが最後に跪いた。スタニスも「夜は暗く、脅威に満ちている」と答え、彼に賛同した妻のセリース・バラシオンの手を握ると浜辺の群衆を率いた。
ドラゴンストーンにおける評会議 []
ドラゴンストーン城の中ではスタニスが装飾テーブルの執務室で会議を開いていた。メリサンドルも同席している。マットス・シーワースは鉄の玉座にふさわしい真の後継者はスタニスであるという宣言書を読み上げる。スタニスはロバート・バラシオン が「最愛の兄弟」という言葉で表現されていることに異議を唱えるが、ダヴォスはそれは罪の無い丁重な表現であると言う。それでもスタニスは、この表現は偽りであり、宣言書から省くべきだと要求する。マットスは続けて、ジョフリー・バラシオン をはじめサーセイ・ラニスター の子供達は彼女とジェイミー・ラニスター の近親相姦の所産であり、正当な血筋ではないと読み上げる。スタニスは、ジェイミーは王殺しと呼ばれている一方で騎士としての確かな腕も認められていると強調する。 マットスは宣言書を読み終え、スタニスは宣言書の複写をアーバーから王国の隅々に送るよう命令する。
メイスターのクレッセンから毒の入ったカップを受け取るメリサンドル[]
ダヴォスはラニスター家こそ真の敵であると忠告し、弟のレンリー・バラシオンと和解するようスタニスに促すが、スタニスはレンリーとは決して和解するつもりはないと告げる一方で、自分が王に相応しいと主張する。ダヴォスはメイス・タイレル、ランディル・タイリーを含む多数の領主たちがすでにレンリーの即位に賛同していることを指摘する。するとメリサンドルは、光の王がスタニスの後ろ盾をしているので領主に支持を乞う必要は無いと言い出す。ダヴォスが光の王は一体何隻の船を操ることができるのかと尋ねると、メリサンドルはスタニスに船は必要無いと告げる。ダヴォスはスタニス自身には船が要らないことを認めるが、本当に戦う気なのであれば軍に船が必要であると言い、レンリーよりも先にロブ・スタークについて考えるように勧める。スタニスはロブが彼の領土の北半分を奪おうとしていると反論し、泥棒にはいつも断固とした態度を取ってきたことをダヴォスに念押しすると、ジョフリー、レンリー、ロブは皆泥棒であり、スタニスに跪く姿勢をとらないのであれば彼らの全てを破壊すると言う。 するとクレッセンが立ち上がり、浜辺での行動の謝罪を申し出て、メリサンドルに一緒にワインを飲むよう勧める。そしてカップを取り出しメリサンドルに手渡すとクレッセンはテーブルにもたれかかり、鼻からは血が流れ始めた – 彼はワインに毒を盛っていたのだ。 メリサンドルはそれを気にも留めずにワインを飲み、崩れるように倒れるメイスターと石床に広がって行く彼の血を眺めて「炎が夜の恐怖を焼き払ってくれます」と言った。
シーズン8[]
シリーン・バラシオンを殺害した罪によりジョン・スノウたちに追放されたメリサンドルであったが、死者の軍勢との戦いを前に再びその姿を現す。彼女が「光の王」に祈りを捧げると最前列に布陣していたドラスク人たちの剣が松明のように一斉に燃え上り、迫りくる亡者たちと戦う為の力となった。おびただしい数の亡者を前にウィンターフェル城内への後退を余儀なくされた生者たちの軍勢は、ジョンやデナーリス、そしてドラゴンが上空での「夜の王」との戦闘で不在の中、予め掘られていた外周の溝の罠に火矢で炎を放とうとする。しかし罠にはいくら火矢を射ようとも炎が点かず亡者たちがすぐ眼前にまで迫っていた。メリサンドルの祈りの奇跡を見ていたグレイ・ワームは彼女と結託し、溝の罠に火を点ける為に再び「光の王」へ祈りを捧げるように導く。周囲で兵士たちの叫びが聞こえ、亡者が自身へと襲い掛かろうとしてもメリサンドルは恐怖と戦いながら祈り続けた。亡者が罠をくぐり抜け、自らに飛び掛かろうとした刹那に祈りが届き城の外周は大きな炎で守られた。亡者との戦いの終結後、メリサンドルを恨んでいたダヴォス・シーワースがこの手で断罪せんとばかりに彼女を冷たい目で睨みつけるが、メリサンドルは自らの姿を偽る首飾りを地面に投げ捨てると、そのまま老婆の姿に戻り極寒の雪原の中に身を投げ自ら命を絶った。
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