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人物[]
ベイロン・グレイジョイはシーズン2からシーズン3、およびシーズン6に登場する人物で、パトリック・マラハイドが演じる。鉄諸島の領主であり、シオン・グレイジョイやヤーラ・グレイジョイの父親である。
経歴[]
ベイロンはハーロー家のアラニスと結婚し、ロドリック、マロン、ヤーラ、シオンの4人の子供を設ける。物語開始の8年前、ベイロンは鉄諸島の王を宣言し、ロバート王に対し反乱を引き起こした。鉄諸島を古来の伝統的な姿に戻し、略奪行為などを復活させるためである。だがこの企みはエダード・スタークらによってすぐに鎮圧され、結果としてベイロンは息子のロドリックとマロンを失い、そしてシオンを人質に取られることになる。以後は娘のヤーラを後継者として育てる。
シーズン2[]
ロブ・スタークが王都への攻撃に艦隊を必要としているため、息子のシオンが同盟を持ちかけてくる。しかしベイロンは息子がスタークに与していることを批判し、王冠は自ら掴み取るのだと同盟の手紙を燃やして拒否する。ベイロンは戦争で出兵したため、無防備となっている北部へ進軍する計画を立て、ヤーラには30隻の船を与えてディープウッド・モットへ向かうように命じ、シオンには1隻のみを与えてストーニーショアを襲うように命じる。シオンは船1隻で漁村を襲うことに不満げであり、ロブと同盟を結べばキャスタリーロックを得られると主張する。だがベイロンはシオンにグレイジョイ家のモットー"われら種を捲かず"を復唱させ、欲しい物は奪うのみだと言い、狼と過ごした時間がシオンを弱くしたと嘆く。それに対しベイロンがロバート王に膝を屈したためスターク家に預けられることになったと反論されるが、シオンを殴る。処遇に納得がいかないシオンは生き残った最後の息子を手放したと父親を怒鳴るが、ベイロンは無視する。結果シオンはロブを裏切ることを決意し、手紙を焼き捨てて溺神の洗礼を受け、ストーニーショアを奪いに行く。
シーズン3[]
鉄人の部下に裏切られ、ウィンターフェルを保守することに失敗し、何者か捕らえられたシオンはロブを裏切ったことを後悔する。もはやグレイジョイへの忠誠を失ったシオンはベイロンよりも育ての親であるエダード公の方が本当の父親だったとラムジー・スノウに語る。
ドラゴンストーンにて、メリサンドルがジェンドリーの血を蛭に吸わせて燃やし、ロブ・スタークとジョフリー・バラシオン、そしてベイロンを呪う。
パイクにドレッドフォート城主で北部総督であるルース・ボルトンの息子ラムジー・スノウと署名が入った手紙と、シオンの性器が入った箱が届く。だちに北部から鉄諸島人を撤退させない場合、ウィンターフェルにいた鉄諸島人のように彼らの皮を剥いで殺し、更に多くのシオンの身体の一部を送り付けると脅迫されるが、ベイロンはこれを拒否し、もはや後継者を作れないシオンの命よりも城を保守することを選ぶ。だがヤーラはこれに逆らい、ドレッドフォートまでシオンの救出に向かう。
シーズン6[]
ベイロンはヤーラから、ディープウッド・モットを守っていた鉄の民が一人残らず殺され、グラヴァー家によって奪還されたという報告を受ける。ヤーラはグレイジョイ家が占拠していた最後の砦であるディープウッド・モットが奪還された今、侵略は終了したと言うが、ベイロンは更なる侵略を命令して彼女を呆れさせる。ベイロンは娘に従わないなら他の後継者を探すまでと言う。
パイクの塔を渡す橋を渡ろうとしたベイロンの前に、鉄諸島に帰還した弟のユーロンが待ち構えていた。ユーロンが死んでいるものだと思っていたベイロンは嵐で正気を失ったという彼の噂について鉄の民らしくないと批判する。ベイロンは隠居を迫ってくるユーロンにナイフを抜くが、橋から投げ落とされて殺される。