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- "私は気分が良くなることをするの。
心地良くなるから、お酒を飲む。
捨てれば清正するから、夫を殺す。
幸せを感じるから、弟と肉体関係を持つ。
そして、この関係を隠し続けるー
いまいましい偽善者たちから
私たちの息子の安全を守ることが、生きがいだから。
あなたが敬愛するハイ・スパローと、とりまく信者、
汚い兵士どもを殺したのもそう。
焼け死ぬのを見るのは快感だった。
奴らのショックと痛みを想像するだけで、
過去にない悦楽をえたわ。" - ―サーセイが、セプター ウネラ に送った言葉
人物[]
サーセイ・ラニスターはラニスター家の長女であり、長く七王国政に影響を与える女帝。1−6全シーズンを通して、重要な登場人物である。(シーズン7 でも活躍との情報 も! ) ジェイミー・ラニスターの双子の姉、ティリオン・ラニスターの姉、そしてタイウィン・ラニスター公の娘である。ティリオンのせいで母が死んだと信じて彼を憎み、死を望んでいる。ロバート・バラシオンの妃となりジョフリー、ミアセラ、トメンの3人の子を設けるが、実はいずれもジェイミーとの間に出来た子供である。 ロバート王亡きあと、息子のジョフリー、トメンが王位を継承し、自身は摂政大后として実権を握る。ロバートとの愛は育まずに終わった。 子供らを深く愛しているが、ジョフリーとミアセラは暗殺され、トメンは自殺してしまった。以降、自ら王位を継承する。
波乱は最高潮に!シーズン6 のトピックス :編集自由[]
ヒント:ベイラーでの偉大なるセプトの虐殺/ Destruction of the Great Sept of Baelor
「サーセイ受難の章」シーズン5のトピックス :編集自由 []
経歴[]
キャスタリー・ロックでの、少女時代[]
サーセイは、タイウィン・ラニスター公と妻ジョアンの間に生まれた第一子で、唯一の娘であった。ラニスター家は、七王国を構成する西部(ウェスターランド)の中で「偉大なる一族」のひとつ。そして、タイウィンは七王国で最も裕福な男であった。キャスタリー・ロックに居を構える大邸宅で、大切に育てられたサーセイは、その素晴らしい美貌で知られていた。
4歳の時、サーセイの母親は弟のティリオンを出産した後に亡くなってしまう。彼女はティリオンがこの世に生まれたせいで母は死んだ、とひどく憤慨し、いつも彼を責めた。父親のタイウィンも同じであった。その父は、彼女が幼少期から十代の間、首都で国政の王の手として働き、ほとんどキャスタリー・ロックの家を留守にしていた。母親が早くに亡くなったこともあり、彼女と2人の弟たちは、主にラニスター家の使用人たちによって育てられていた。そしてサーセイは、若くしてジェイミーと近親相姦の関係となり、これは彼女が結婚したあとでさえも続いた。サーセイは他の男性とも関係を結んだが、ジェイミーは彼女に対して常に貞節であり続けた。
少女時代のサーセイは、王子・レイガー・ターガリエンの妻になり、ゆくゆくは女王になることを夢見ていた。
15歳になった頃、彼女は気乗りしない友人メラーラを説得して連れ出し、木の魔女で、占いをするマギーを訪ねた。魔女は、キャスタリー・ロックの近くにある森の奥深くの小屋に住んでいる。小屋に入り込むと、眠っていたマギーが目を覚ました。「出て行け」というマギーに、サーセイは不躾に、自分の未来を予言するよう命令した。
サーセイ:私の未来は?
マギー :皆知りたがるが、知れば必ず後悔する
サーセイ:ここは私の父の土地。つまり、私の土地。早く教えないと目玉をくり抜くわよ。
マギーはサーセイの血をひとしずくを味わい、こう明かす。
サーセイ:私はいつ王子と結婚するの?
マギー :いや、あんたは王と結婚する
サーセイ:じゃあ女王になる?
マギー :そう・・・。だが、もっと若く美しい女王が現れて、大事なものをすべて奪い去る。
サーセイ:王と私に子供はできる?
マギー :そうだね。王は20人の子をもつが、あんたの子は3人だ。金の王冠に金の屍衣が見える ー。
ロバート・バラシオン王との結婚[]
ターガリエン家による統治を終わらせた内乱のあと、サーセイはロバート・バラシオン王と結婚した。ロバートが、内乱の土壇場に同盟を結んでくれたタイウィンへの感謝を表した、いたって政治的な結婚であった。わずか19歳にして王妃となったサーセイ。はじめこそハンサムなロバートに夢中になったが、初夜に彼がサーセイを「リアンナ」と呼んだ時から、気持ちは冷めていった。それでも彼女はロバートとの息子を産んだが、産まれてすぐに亡くなってしまう。サーセイは息子の死に打ちのめされ、息子の遺体を手放すことを拒んだ。ロバートが彼女を抑えるほどであった。次第にサーセイのロバートへの想いは憎しみへと変わり、結果的に彼女は弟のもとへと戻った。実際はジェイミーとの近親相姦の産物といえる3人の子供たちは、公的にはロバートの子とされている。