この記事は手直しを必要としています! | ||
この記事には改善できる箇所があります。訂正・追加すべきところを発見したら、編集をクリックして、あなたの力で記事をあるべき形へと導いてください! |
イグリットはシーズン2から登場し、シーズン3とシーズン4での主要人物である。彼女は「古今の神々」で初めて登場し、ローズ・レスリーが演じる。壁の向こう側でマンス・レイダーの軍に参加し、後にジョン・スノウと恋仲になる。
人物[]
〈槍の妻〉という野人の女戦士である赤毛のイグリットは、マンス・レイダーに従う兵士である。優れた弓の射手であり、それはトアマンドも認めることである。ジョン・スノウと出会ってからは"何も知らないジョン・スノウ"と口癖のように言う。
経歴[]
イグリットはマンスに同調し、ホワイト・ウォーカーの脅威を理解しており、〈壁〉はウェスタロス人が勝手に築いた物だと考える。
シーズン2[]
イグリットは二本指(ハーフハンド)として知られるクォーリンの一行に捕えられる。彼女は口を割らないため、クォーリンはジョン・スノウに処刑を命じるが、ジョンは躊躇い、命令を実行できない。イグリットは隙を突いて逃げ出し、その試みはジョンの追跡によって失敗するが、結果的にジョンはクォーリンたちからはぐれてしまう。夜、ジョンに一緒に寝て体温を分け合おうと言い誘惑するが、ジョンは誘惑を跳ね除け、〈冥夜の守人〉の誓いを破ろうとはしなかった。
目覚めた後、イグリットは女と寝ないという〈冥夜の守人〉の誓いをからかい、ジョンを怒らせる。だがイグリットは自分を自由な女であると言い、誓約に縛られるジョンに対して壁の南の人間が勝手に〈壁〉を築いたのだと反論する。イグリットはジョンに誓いを捨てて自由人になることを促すが、彼はそれを退ける。彼女が再び誘惑しようとした時、ジョンは剣を抜いて止めようとするが、イグリットは隙を突いて走り出す。追いかけたジョンはイグリットの仲間の野人たちに包囲され、逆に捕らわれてしまう。
ジョンを骸骨公のもとに連行し、彼がネッド・スタークの息子であるためマンスのもとに連れて行くべきだと言う。ジョンは骸骨公らに捕えられていたクォーリンと再会し、マンスの元に潜入する計画を立てることになる。
マンスの元に連行する途中、ジョンはクォーリンと打ち合わせて戦うことになる。クォーリンはジョンを裏切り者であると嘘を付き彼を攻撃するが、ジョンに合図して自分を殺させる。イグリットは二本指を殺したジョンを仲間だと認識し、彼の縄を解く。
シーズン3[]
フロストファング山脈に辿り着いた一行は、ジョンをマンスに引き合わせる。野人の子供たちは鴉であるジョンに石を投げつけるが、イグリットがそれを止める。
自由人の仲間となったジョンを連れ、一行は南へ向かう。途中でオレルが狼潜り(ウォーグ)の力を使っているところに遭遇する。イグリットは狼潜りを始めてみるというジョンに驚く。
〈最初の人々の拳〉に辿り着いた一行は、切り刻まれた馬が亡者やホワイトウォーカーによって並べらたものを発見する。マンスはトアマンドに〈壁〉を登って南に侵入するよう命じ、ジョンが役に立たない場合は壁から投げ落としてもいいと言う。
〈壁〉に向かう途中、イグリットはジョンのヴァリリア鋼の剣であるロングクロウを盗み、ジョンは彼女を追いかける。イグリットはジョンを近くの洞窟に連れ込んで服を脱ぎ、彼が本当に〈冥夜の守人〉の誓いを破ったのか確認しようとする。裸になったイグリットを前にジョンに躊躇うが、最終的に洞窟の中で愛し合うことになる。イグリットは洞窟から出たくないと言う。
壁に辿り着き登壁の準備をしている時、ジョンが未だに〈冥夜の守人〉への忠誠を捨てていないことを見抜いていると言う。そして守人ではなく愛人である自分に対して忠実であるべきだと言う。壁を登る途中で誤って氷を割って落下しそうになり、イグリットとジョンは宙に吊らる。重さに耐えられないオレルは命綱を切り離そうとするが、ジョンが間一髪で壁に杭を刺し、自分とイグリットを救う。壁を登り切った時、イグリットとジョンはキスをする。
壁を登ったジョンとイグリットは、トアマンドの一行と共に〈黒の城〉に向かう。そこでマンスが送るという〈冥夜の守人〉に対する攻撃開始の合図の話をする。森にて、オレルはイグリットに、彼女にふさわしいのはジョンではなく自分の方だと詰め寄ってジョンは信用できないと言う。その後、ジョンはイグリットに軍隊として訓練してない野人の攻撃は失敗し、皆殺しにされると言うが、彼女は聞く耳を持たず、死ぬときは一緒なのだと返す。
トアマンドたちは忠誠の確認のため、農場の老人をジョンに殺させようとするが、ジョンは無実の者を殺すことができない。代わりにイグリットが老人を殺したため、トアマンドはジョンを殺すよう部下に命じ、イグリットに敵のために死ぬなと言って彼女を庇う。ジョンはオレルを殺し、イグリットを置いて馬で走り出す。
ジョンを追って来たイグリットは彼に弓を構えるが、ジョンはイグリットを愛しているものの〈冥夜の守人〉のもとに戻らなければならないと言う。逃げ出すジョンにイグリットは矢を放つも、仕留めることができない。
シーズン4[]
〈壁〉の南側でトアマンドらと共にマンスの合図を待っている。イグリットはジョンに矢を3発放ったと言うが、トアマンドはもしジョンが生きているならばイグリットがわざと彼を逃がしたと考える。そこにゼン族が現れ、マグナー(部族長)のスターはイグリットがトアマンドの愛人かと尋ねるが、イグリットは自分は誰のものでもないと言う。ゼン族たちは人肉を食べる。
ゼン族が加わった一行は壁の南側にある小さな村を襲って村民を殺戮する。イグリットはオリーという少年の父親を殺し、スターは〈黒の城〉へ警告させるためにオリーを逃がす。
一行は壁からほど近いモウルズ・タウンを襲う。イグリットは反撃してきた娼婦を槍で貫いて殺害し、その後、隠れていたジリを発見する。赤ん坊の息子と一緒にいるジリを見たイグリットは彼女らを見逃してやる。
〈黒の城〉への攻撃のため待機している時、イグリットはジョンとの関係性を皮肉るスターと揉め、ジョンは自分の獲物だと宣言する。イグリットは〈黒の城〉の門を偵察し、そこの防御が手薄であると報告する。城への攻撃が始まった時、イグリットは火矢で門の鴉たちを攻撃する。城に侵入した後は、ジョンの仲間であるピップなどを殺す。その後、ジョンがスターと戦っているのを目撃する。死闘の末スターを殺したジョンの前に、矢を向けたイグリットが現れる。イグリットが躊躇している間に、父を殺されたオリーが背後から彼女を射る。イグリットはジョンの腕の中で洞窟での思い出を回想し、そこに戻ろうと言うジョンに"何も知らないジョン・スノウ"と言い残して死ぬ。
スタニス・バラシオンの軍勢がマンスの軍を蹂躙した後、ジョンは壁の向こうでイグリットの遺体を燃やす。
シーズン5[]
〈冥夜の守人〉の兄弟の一部はジョンが野人の女を愛して彼らに肩入れしていると考える。サー・アリザー・ソーンは新たな総帥を決める選挙にて、ジョンとイグリットを引き合いに出して彼より自らが総帥にふさわしいと言う。